瓠蘆古塁(ホロゴル)は開城(ケソン)とソウルを結ぶ重要な場所に位置しており、元堂里(ウォンダンニ)から臨津江(イムジンガン)に流入する支流が流れながら形成された玄武岩断崖の上に造られました。京畿道地域で調査された高句麗の關防遺跡のうち、唐浦城、隠垈里城とともに3大平地城のひとつです。瓠蘆古塁東壁は玄武岩の敷地の東側部分を塞いで造られ、最も高い部分が10mで城壁の上からは周辺地域はもちろん、臨津江の絶景を眺めることができます。1次発掘調査は2000年11月から2002年5月まで行われ、城壁の築城方法と構造に関する確認がなされました。瓠蘆古塁城壁の全体周囲は401m、南壁161.9m、北壁146m、東壁93.1mで内部面積は606㎡、高さ約28mの玄武岩の絶壁に位置しています。東壁は何度も土を固めて積み上げた上に石で城壁を高く築き、石城と土城の長所を適切に結合した築城術がみられます。