八公山(パルゴンサン)は大邱広域市東区、軍威郡、慶尚北道慶山市、永川市、漆谷郡にまたがる海抜1,192mの山。1980年5月に道立公園に指定され、2023年に国立公園に昇格した韓国の23番目の国立公園です。仏教文化の中心地として大韓仏教曹渓宗第9教区本寺である桐華寺(トンファサ)をはじめとする多くの寺院が散在している他、たくさんの奇岩と渓谷があります。春はツツジ、サクラ、サツキが咲き、夏は森の緑と澄んだ水、秋は全国でも指折りの美しい紅葉、冬は雪景色と説話が美しく調和するところで、季節ごとに異なる風景が見られ多くの人々が訪れる名山です。
桐華寺を中心にした桐華寺地区内には桐華寺をはじめとする寺院や全長1,200mの八公山ケーブルカーがあり、海抜820mの頂上展望台からは八公山の美しい姿だけでなく、大邱市内を一望できます。